4年前に購入した大切なギフト本
何回も何回も読んで味わい尽くしました
今までの経験が積み重なり
言葉のメッセージが深く入ってきます
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スピリチュアル・グリーフケア
〜魂は生きている〜
愛する人をなくした
あなたの心を癒やすサプリメント
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コンタクトカウンセラー
橋本幸雄
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第一章
スピリチュアルとグリーフケアの融合
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(原文のまま)
【グリーフのプロセス1〜12段階】
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精神論ではなく、研究されてきたグリーフの
段階を私の感想や実体験と照らし合わせながら
お伝えしたいと思います。
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出典『よく生き よく笑い よき死と出会う』
アルフォンス・デーケン
新潮社 2003年9月18日
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1️⃣精神的打撃と麻痺状態
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『愛する人の死に遭うと、しかもその死が
急激であればあるほど、そのショックは
大きく一時的に現実感覚が麻痺状態に陥ります。
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よく、頭の中が真っ白になって何もわからなく
なったと言います。
この一時的な情報遮断状態は、心身のショック
を少しでも和らげるための生体の本能的な防衛
機制と考えられています。
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従って、普段とてもしっかりしていた人が
このような状態になったからといって精神的に
おかしくなったわけではありません。
一過性の現象であれば全く心配はありせんが、
この状態が長引けは問題があります。』
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私の経験ですが、息子が突然事故で亡くなった
とき、亡くなったことが信じられないとすら
思えなかったと記憶しています。
お葬式の会場で息子の名前が大きく書かれた
看板を目にしたとき、私はその看板を見つめて
「なんなんだ、何で息子の名前が…」と思い、
その場で涙も流さずに呆然と立ち尽くしていた
記憶があります。
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この時点の私の状態は、1段階目の
「精神的打撃と麻痺状態」だったと思います。
大切な人を亡くしたときに、この感覚を経験
される方も非常に多いと思います。
ただ、全ての人が同じ経験をするとは
言い切れません。
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病気で旅立たれた方のご遺族の中で、お別れ
する心の準備をされた人は、この第一段階
『精神的打撃と麻痺状態』は小さく済んで
いるかもしれません。
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本当に人それぞれの心の表れになりますので
グリーフケアはその方の心の状態を聞かせて
いただきながら寄り添うのが理想的だと
思っています。
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世界中でグリーフについての研究は進んで
います。
しかし、他の国に比べると、日本では
まだまだグリーフケアの分野は認識が薄いのが
現状です。
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人の脳の働き(科学的)とスピリチュアル
(精神的)の感性が融合することで、新しい
グリーフケアが生まれ、人生の最大の悲嘆が
癒やせると思っています。
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【2️⃣否認】
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私の場合は病死だったので余命宣告で
死への覚悟は確かにありました
葬儀の打ち合わせを亡くなる前に娘と決めたり
看取った瞬間は精神的打撃と麻痺状態は小さく
済んだと思います
本当にグリーフで苦しみ絶望は始まったばかり
そのときは、まだ気づいていませんでした
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